社会人としてのスタートは、弁護士として法律事務所に勤務していました。その後、イギリスに留学して英語力を磨いた後、難民支援のNPOや政府系の仕事もしているコンサルティング会社を経て、障害者の就労支援を手掛けている会社の管理部門などを経験。その後、人材エージェントからの紹介でオンデックと出会いました。中小企業の後継者難をM&Aで解消している会社と聞き、「大きな社会問題を解決する仕事で、かつ、お客様と直に接する業務」という、私が理想とするキャリアだと思い、入社を決めました。
譲渡希望企業との間でシナジーがあると思われる買収候補企業を選定して、それらの候補企業に買収検討を打診していく工程があります。まだリレーションのない候補企業に対しては、直接電話などで打診するのですが、私は営業経験がなかったので、最初は電話をするのが苦手で、苦労しました。でも、メンバーの中に電話でのアプローチがとても上手な方がいて、「一緒にやりましょう」と言ってくれて。その方を手本に、「自分がしゃべるよりも、相手の話を丁寧に聞くことに重きを置く」というコツがわかってきた。弁護士時代を思い出しながら、ヒアリングに注力するように。ちょうど入社1年後に自分が担当した案件がクローズしたときには、とても嬉しかったです。
オンデックメンバーの行動指針“ONDECK WAY”に「信用の獲得」とある通り、中小企業の経営者の方と、親密な関係を築けることです。M&Aプロジェクトでは時々、クライアントの経営者さんに妥協・譲歩してもらわなくてはならないケースが出てきます。その時、「T.Y.さんがそう言うなら、妥協しよう」と言ってもらえるような関係を築けていれば、スムーズに進行できる。そこまで信頼関係を築けていれば、ビジネスのリアルな裏側を教えてもらえたりするので、視野が広がります。
実は今、妊娠8ヵ月ですので、出産後、育児と仕事を両立させるのが当面の目標です。
募集要項をご確認の上、ご応募ください。