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国内M&A支援のプロになれる。そこに自分の活躍の場があった【入社ストーリー】

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プロフィール

コーポレートアドバイザリー部兼事業投資部
シニアマネージャー/プリンシパルコンサルタント
N.Y.

私たちオンデックは、2005年の創業以来、M&A支援のパイオニアとして数多くのM&Aを成約に導いて来ました。
その成約を支えるコンサルタントには、大手金融機関・外資系コンサルティングファームなどからの転職組や、弁護士や税理士といった資格の保有者が数多く在籍しています。
彼ら・彼女らは、何を求めてオンデックにジョインしてくれたのか? 今回、オンデックのコンサルタントとして活躍しているN.Y.に、入社を決めた経緯などを聞きました。

一生に一度レベルの決断を託されることも

「妻や娘に負の遺産を残したくないんだ、よろしく頼む」。そのクライアントとの面談場所は、いつも病院の病室。足を運んでも「今日は体調が悪くて会えない」という日もあった。クライアントは中小企業の経営者。しかし、後継者が見つからないまま、自身はガンを宣告されてしまった。「余命いくばくもない。会社の事業を承継してくれるところを見つけて欲しい」
事業承継型M&Aでは、そうした重大な決断を託される場面もある。
 
オンデックのプリンシパルコンサルタントであるN.Y.は、その依頼に対しても、普段と同じように、自分の役割と責任を意識しながら、スピーディーに案件を進めた。
「どのようなクライアントであっても、M&Aで自分の会社を売却するのは一生に一度レベルの一大事。私は全ての案件に全力を尽くすのみです」
そのようなN.Y.の態度はクライアントである経営者に安心感を与え、M&Aについて全権を委任されるような形になることも多い。

社員1,000名超の会計ファームから7名の会社へ

N.Y.がオンデックにジョインしたのは10年近く前のこと。前職では、世界最大級の規模と100年以上の歴史を誇る大手会計ファームの税務部門に在籍していた。大企業による海外企業の買収のサポートなど、主に国境をまたぐ“クロスボーダー取引”を手掛けていた。M&A案件に携わる機会も少なからずあり、税務の観点から監査業務を担っていた。
 
「自由闊達な社風で、仕事はとても楽しかった」というN.Y.。だからこそ10年近く勤めていたが、役職が上がるほど海外出張が増加。じつは、元々、英語に苦手意識が強く、その上、飛行機に乗るのがとても嫌いだったN.Y.は、次第にその生活がストレスになっていった。
 
そして海外企業への出向を打診された日、長年、溜まっていたコップの水があふれるように転職を決意。突発的に隣のビルにオフィスがあった人材紹介会社に飛び込み、「良い仕事はないか」と相談を持ちかけたという。何人かの担当者と名刺交換をした中、その内の一人が熱心に提案してきたのが、当時、まだ役職員7名に過ぎないオンデックだった。
 
1,000名以上のメンバーを抱える組織にいたN.Y.にとって、それは耳を疑う提案だった。
「曲がりなりにも世界的会計ファームからの転職ですし、他の担当者さんは皆さん、大手企業の候補を提案してきていた。オンデック推しの担当者さんのことは、正直なところ、『正気か?』と思いましたね(笑)。でも、仕事内容について詳しく聞いてみると、思いのほか面白そうだな、と」
そうN.Y.は振り返る。しかも「国内企業同士のM&A仲介」というドメスティックな仕事ができるとのこと。海外嫌いのN.Y.には、なかなか魅力的な話に思えてきたという。
 
そこでオンデックの社長と副社長の話を聞く機会を設けてもらったところ、「一緒に会社を大きくする仲間を募っている」と。この言葉に大きく心が動き、その意思の強さに感銘を受けた。それまでは「大きな組織の方が肌に合っている」という自覚があり、「ベンチャー企業は別の世界の人たち」くらいに思っていたN.Y.。始まりは「海外嫌い」という少し変わった動機ではあったが、期せずして、大きなキャリアのターニングポイントを迎えた瞬間だった。
 
「私は0を1にすることは、できないタイプの人間。でも、当時のオンデックは売上高1億円を超え、既にイチの状態になっていた。そこへ自分が入れば、1を10にすることはできそうだ、と思えたのです」
当時31歳、家族など背負うものがない状況だったことも後押しとなって、入社を決めた。

目の前の仕事にひたすら全力で取り組むのみ

N.Y.はとにかくよく仕事をする。M&A支援の過程で最も大事なステップのひとつである「潜在的な譲渡ニーズを顕在化する」フェーズで特に活躍しており、他社とコンペとなり競合した場合も選ばれる確率が非常に高い。オンデックは2020年末に上場したが、N.Y.の精力的な仕事振りが、それを実現する原動力の1つとなったことは想像に難くない。
 
その活躍の背景について、
「当社は競合大手と比べればまだまだ知名度が低いので、“自分”という人間を売り込む必要がありますから。『どうやってクライアントの信用を獲得するか』という部分は、大手から転職して来て一番、苦労してきた部分ですし、力を注いできた部分でもありますね」
と説明する。まさに、オンデックメンバーの行動指針“ONDECK WAY”にある「信用の獲得」を体現する仕事だ。
  
N.Y.の仕事上のポリシーは一風変わっている。なんと「目標は持たない」というのだ。
「個人の目標は、全力で取り組まないための言い訳に使われてしまいがち。『自分の目標にマッチしない仕事はやらない』という人も結構、見てきましたから。私はとにかく目の前のことを全力でやるのがモットーです。そうしていれば、いつのまにか視野が広がり、視座も高くなっていますから」
 
プロフェッショナルとして切磋琢磨している様子が、ひとつ一つの会話からひしひしと伝わってくる。N.Y.は、これからも多くの経営者の課題を全力で解決していくことだろう。

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